災害伝言ダイヤルの使い方について
大きな災害が起きた後、誰しも気になるのは、家族や知人の安否確認です。
しかし、いくら心配とは言え、多くの人が一斉に電話をかけたりすれば、回線がパンクしてしまいます。
そこで役に立つのが「災害伝言ダイヤル171」です。
災害用伝言ダイヤル171とは、被災地の方などの電話番号や携帯電話等の番号をキーとして、安否情報などを音声情報として蓄積し、録音・再生ができる災害時限定のサービスです。
伝言録音時間は、1伝言あたり30秒以内。電話番号一つにつき1~20伝言を、サービスの提供を終了する時まで保存してくれます。
ご利用料金は、無料!
使い方は
①固定電話や携帯電話などから「171」とダイヤルします。その後は、音声ガイダンスに従って、操作をしていきます。
②「録音」か「再生」どちらかを選び、次に被災された方の電話番号を入力します。
③「録音」を選んだ場合は、留守番メッセージを残す方法が音声ガイダンスで流れますので、30秒以内でメッセージを残します。
④「再生」を選んだ場合、メッセージがあれば、音声ガイダンスが新しいメッセージがあることを知らせて、再生してくれます。
新しいメッセージが無ければ、音声ガイダンスがその旨を伝えてくれます。
詳しい使い方は、こちらからマニュアルがダウンロード出来ますので、ぜひご覧ください。
この災害伝言ダイヤルですが、実は災害が発生していない時でも、練習のために体験利用することが出来るんです。
・毎月1日と15日
・正月三が日の期間、
・「防災週間」である8月30日の9時から、9月5日の17時までの期間
・「防災とボランティア週間」である1月15日の9時から1月21日の17時までの期間
上記の期間や時間帯に、災害用伝言ダイヤルの体験利用が出来るんです。
体験利用とはいっても、実際の災害発生時と同じように運用されています。
いざという時、スムーズにサービスを利用できるように、ぜひ一度、体験してみて下さい。